YAMAHA B5 修理記録
同時修理 YAMAHA C2a.5台目      2026/1/18.到着  完成 
注意 このAMPはシャーシにSPの線(アース側)を接続してはいけません。
    RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません。
    又、DC(directconnection)入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=ここ参照
A. 修理前の状況
  • 使用はできているのですが、接点の劣化によるガリオン?のようなものが聞こえたりしており、しっかりと点検修理をお願いします。


B. 原因・現状
  • 各部、経年劣化。
    終段TR(トランジスター)が東芝2SC2461/2SA1051だがON Semiconductor MJ15025G/MJ15024Gに交換されている。

C. 修理状況

D. 使用部品
  • 電解コンデンサー           個
    半固定VR                個
    リレー                  個
    FET(Field Effect Transistor)     個
    SP接続端子              組個。
    3Pインレット         1個、FURUTECH FI-10(G) 金メッキ
    テフロン絶縁RCA端子     組個。
    抵抗                  本。
    SP接続リレー        個。
    テフロンシート   枚。

E. 調整・測定

F. 修理費   135,000円    オーバーホール修理。

Y. ユーザー宅の設置状況

S. YAMAHA B5 の仕様(カタログ、マニアルより)

A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る。 左右の防護ホルダー(サポート)が無。
A14. 点検中 後左から見る
A15. 点検中 上から見る
A16. 点検中 上下蓋を取り、上から見る。
A17. 点検中 上下蓋を取り清掃後、上から見る。
A18. 点検中 上下蓋を取り、上から見る。 電源ブロック電解コンデンサー下周り配線を見る。
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る。
A26. 点検中 上下蓋を取り、下から見る。
A27. 点検中 上下蓋を取り、下から見る。 電源ブロック電解コンデンサー頭抑え。
A31. 点検中 入力RCA端子。
A32. 点検中 入力RCA端子。 テフロン絶縁RCA端子に交換。 WBT−0201は定価で工賃込み。
A41. 点検中 SP接続端子。 純正からバナナ使用可能端子に交換されている。
A42. 点検中 SP接続端子。 WBT−0710Cuも使用可能。
A43. 点検中 SP接続端子。 2種類から選択可能。
A51. 点検中 電源コード。
A52. 点検中 電源コード。 3Pインレットに交換。  FURUTECH FI-10(G) 金メッキ使用。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C1. 修理中 前後パネル、左右パネル、基板を外し修理開始。 
C11. 修理前 R側終段TR(トランジスター)。 本来は東芝2SC2461/2SA1051
C12. 修理中 R側終段TR(トランジスター)、取り付け絶縁マイカー。シリコングリスに湿り気あり。
C13. 修理後 R側終段TR(トランジスター)、熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」に交換。
C21. 修理前 L側終段TR(トランジスター)。本来は東芝2SC2461/2SA1051
C22. 修理中 L側終段TR(トランジスター)、取り付け絶縁マイカー。シリコングリスに湿り気あり。
C23. 修理後 L側終段TR(トランジスター)、熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」に交換。
C31. 修理前 R側ドライブ基板。 終段TR(トランジスター)を守る、6本のヒューズ抵抗が未交換。
C312. 修理中 R側ドライブ基板。 コネクター配線が半田付けに変更されている。
C32. 修理後 R側ドライブ基板。 半固定VR1個、フイルムコンデンサー1個交換。
C33. 完成R側ドライブ基板。 洗浄後、コート液を塗る。
C34. 修理後 放熱器にR側ドライブ基板取り付け。前段TR(トランジスター)に熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」に交換。
C35. 修理前 R側ドライブ基板裏 
C36. 修理(半田補正)後 R側ドライブ基板裏。 全半田やり直しする。
C37. 完成R側ドライブ基板裏。 洗浄後、コート液を塗る。
C41. 修理前 L側ドライブ基板。 終段TR(トランジスター)を守る、6本のヒューズ抵抗が普通の抵抗に交換されている。
C412. 修理中 R側ドライブ基板。 コネクター配線が半田付けに変更されている。
C42. 修理後 L側ドライブ基板。 半固定VR1個、フイルムコンデンサー1個交換。
C43. 完成L側ドライブ基板。 洗浄後、コート液を塗る。
C44. 修理後 放熱器にL側ドライブ基板取り付け。前段TR(トランジスター)に熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」に交換。
C45. 修理前 L側ドライブ基板裏 
C46. 修理(半田補正)後 L側ドライブ基板裏。 全半田やり直しする。
C47. 完成L側ドライブ基板裏。 洗浄後、コート液を塗る。
C51. 修理前 R側プリドライブ基板。
C512. 修理中 R側プリドライブ基板。 放熱器接着剤、白色の後付接着剤は充填剤で効果無。
C513. 修理後 R側プリドライブ基板。 白色の後付充填剤を取り、接着する。
C52. 修理後 R側プリドライブ基板。 半固定VR3個、電解コンデンサー4個、フイルムコンデンサー1個、複合FET(電界効果トランジスター)1個交換。
C53. 修理前 R側プリドライブ基板裏 
C54. 修理(半田補正)後 R側プリドライブ基板裏。 全半田やり直しする。
C55. 完成R側プリドライブ基板裏。 洗浄後、コート液を塗る。
C61. 修理前 L側プリドライブ基板。
C612. 修理中 L側プリドライブ基板。 放熱器接着剤、白色の後付接着剤は充填剤で効果無。
C613. 修理後 L側プリドライブ基板。 白色の後付充填剤を取り、接着する。
C62. 修理後 L側プリドライブ基板。  半固定VR3個、電解コンデンサー4個、フイルムコンデンサー1個、複合FET(電界効果トランジスター)1個交換。
C63. 修理前 L側プリドライブ基板裏 
C64. 修理(半田補正)後 L側プリドライブ基板裏。 全半田やり直しする。
C65. 完成L側プリドライブ基板裏。 洗浄後、コート液を塗る。
C71. 修理前 電源基板。
C72. 修理後 電源基板 電解コンデンサー15個交換。
C722. 修理中 電源基板。 電解コンデンサー固定するトルエン溶媒の接着剤。ジャンパー線等を腐食する。
C723. 修理後 電源基板。 トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。
C724. 修理中 電源基板。 YAMAHAフイルムコンデンサー固定するトルエン溶媒の接着剤。ジャンパー線を腐食する。
C725. 修理後 電源基板。 トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。
C726. 修理中 電源基板。 YAMAHAフイルムコンデンサーの足が腐食している。
C727. 修理中 電源基板。 YAMAHAフイルムコンデンサーを両面接着テープで固定する。
C73. 修理前 電源基板裏。
C74. 修理(半田補正)後 電源基板裏。 全半田やり直しする。フイルムコンデンサー5個、セラミックコンデンサー3個追加。
C75. 完成電源基板裏。 洗浄後、コート液を塗る。
C76. 修理前 電源基板ラッピング。
C77. 修理後 電源基板ラッピング。半田を染み込ませる。
C78. 修理前 電源基板ラッピング2。
C79. 修理後 電源基板ラッピング2。半田を染み込ませる。
C81. 修理前 プロテクト基板。
C82. 修理前 プロテクト基板。SP接続リレー接点が細い線で?がれている。
C83. 修理後 プロテクト基板。 SP接続リレー2個交換。
C84. 修理中 プロテクト基板ラッピング。
C85. 修理後 プロテクト基板ラッピング。 半田を流し込む。
C86. 修理前 プロテクト基板裏。
C87. 修理(半田補正)後 プロテクト基板裏。 全半田やり直しする。
C88. 完成プロテクト基板裏。 洗浄後、コート液を塗る。
C91. 修理前 入力RCA端子。
C92. 修理(交換)後 入力RCA端子。
CA1. 修理前 RCA端子基板。
CA2. 修理前 RCA端子基板裏。
CA3. 修理(半田補正)後 RCA端子基板裏。 全半田やり直しする。 入力VR2個交換。
CA4. 完成RCA端子基板裏。 洗浄後、コート液を塗る。
CA5. 修理後 RCA端子基板裏。
CB1. 修理前 入力VR基板。
CB2. 修理前 入力VR基板裏
CB3. 修理(半田補正)後 入力VR基板裏。 全半田やり直しする。
CB4. 完成入力VR基板裏。 洗浄後、コート液を塗る。
CC1. 修理前 表示ランプ基板。
CC2. 修理中 表示ランプ基板。 ランプは綺麗。
CC3. 修理前 表示ランプ基板裏。
CC4. 修理(半田補正)後 表示ランプ基板裏。 全半田やり直しする。
CC5. 完成表示ランプ基板裏。 洗浄後、コート液を塗る。
CD1. 修理前 SW基板。
CD2. 修理前 SW基板裏。
CD3. 修理(半田補正)後 SW基板裏。 全半田やり直しする。
CD4. 完成SW基板裏。 洗浄後、コート液を塗る。
CE1. 修理前 電源コード取付け部。
CE2. 修理中 3Pインレット取り付け穴位置。
CE3. 修理(交換)後 3Pインレット取り付け。  FURUTECH FI-10(G) 金メッキ使用。
CE4. 修理(交換)後 3Pインレット裏配線。 アースはしっかり取付る。
CF1. 交換部品
CF3. 交換部品、SP接続リレー。 左=着いていた5A/250VAC、右側=交換した10A/250VAC。
  • 4ΩSP接続の場合定格出力350W。 350W=9.35A。
    8ΩSP接続の場合定格出力250W。 250W=5.59A。
    いずれの場合でも5Aでは不足です。
CG1. 修理前 上から見る
CG2. 修理後 上から見る
CG3. 修理前 下から見る
CG4. 修理後 下から見る
CG5. 修理前 後ろから見る。
CG6. 修理後 後ろから見る。
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E0. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低なります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E11. B級動作、50Hz入力、R側SP出力電圧31V=120W出力、 0.00188%歪み。
                     L側SP出力電圧31V=120W出力、 0.00194%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E12. B級動作、100Hz入力、R側SP出力電圧31V=120W出力、 0.00206%歪み。
                      L側SP出力電圧31V=120W出力、 0.0027%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E13. B級動作、500Hz入力、R側SP出力電圧31V=120W出力、 0.00268歪み。
                      L側SP出力電圧31V=120W出力、 0.00278%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E14. B級動作、1kHz入力、R側SP出力電圧31V=120W出力、 0.00445%歪み。
                     L側SP出力電圧31V=120W出力、 0.00445%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E15. B級動作、5kHz入力、R側SP出力電圧31V=120W出力、 0.0163%歪み。
                    L側SP出力電圧31V=120W出力、 0.0161%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E16. B級動作、10kHz入力、R側SP出力電圧31V=120W出力、 0.0183%歪み。
                      L側SP出力電圧31V=120W出力、 0.0181%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E17. B級動作、50kHz入力、R側SP出力電圧27V=91W出力、 0.00520%歪み。
                      L側SP出力電圧27V=91W出力、 0.00533%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E3. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
E4. 24時間エージング。 左は M−506RS. 3台目
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況、 全体正面から見る。
S. YAMAHA B5 の仕様(カタログ、マニアルより) 
型式 ステレオパワーアンプ  B−5
定格出力
20Hz〜20kHz= 350W+350W(4Ω、歪0.01%)
240W+240W(8Ω、歪0.005%)
1kHz= 350W+350W(4Ω、歪0.005%)
250W+250W(8Ω、歪0.003%)
パワーバンド幅(8Ω、120W) 10Hz〜100kHz(歪0.01%)
ダンピングファクター 200(8Ω、20kHz)
入力感度/インピーダンス 1V/25kΩ(470pF、8Ω、100W)
周波数特性(8Ω、120W)
mode DC  10Hz=
1kHz=
100kHz=
0dB
0dB
-0.7±0.5dB
mode AC  10Hz=
1kHz=
100kHz=
-1.5±0.5dB
0dB
-0.7±0.5dB
全高調波歪率(120W、8Ω) 0.003%以下(10Hz〜20kHz)
0.007%以下(10Hz〜50kHz)
0.01%以下(100kHz)
混変調歪率(60Hz:7kHz=4:1、8Ω、120W) 0.002%以下
SN比(IHF-Aネットワーク、Vol.max、RL=8Ω) 123dB以上
フィルター -6dB/oct、fc=6.4Hz
チャンネルセパレーション(8Ω) 1kHz=100dB
20kHz=95dB
100kHz=70dB
電源 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力 560W
外形寸法 幅435x高さ182.7x奥行361.5mm
重量 20.9kg
価格 ¥250,000(1979年頃)
                 yamahab5_2y
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